2005年度 B(beginners)チームの山行

 当Bチームは、入会されて1年未満の方々に、登山の基礎的知識や技術を習得して頂くためのコースです。初心者の方でも安心して御入会頂けます。以下の記録は、今年度入会の方々の活動記録です。全く登山は初めてという方々が岩登りや冬山に挑戦されています。1年たてば、あなたももう岳人です。是非我泉州山岳会までお電話かメールを!!


2005年度(65期生)

山行の紹介  20052006
200626 卒業山行(野伏ヶ岳)
 さぁ、いよいよこれでBチーム最後だ。みんなでどこに行こう?みんなにあの素晴らしい景色を見てもらいたい、感動を共有したい、と野伏ヶ岳を推薦したのは私だった。石徹白の山々に囲まれた別天地、和田山牧場跡、そして野伏山頂からの白山の雄大な眺め。日帰りで十分に行ける所だったが、最後の山行、素晴らしいロケーションでみんなと時間に追われずのんびり過ごしたい、精一杯騒ぎたい。(Bチーム中野 感想文から)


泉州山岳会
200612 山スキー・雪上訓練(伊吹山)
 祠脇の急勾配を利用しての滑落停止訓練、最初は恐々でお尻を着いての滑落停止、慣れれば自ら飛び込み2回転半からの滑落停止、杖にしては使いづらいピッケルから命を守る大切な道具に変貌、後は持ち主次第ですか・・・
(野口)        
 

泉州山岳会
200629 アイスクライミング(山葵谷)
 僕の順番。アックスを振り回し、アイゼンを蹴り込む。が、効いてるのかどうかよくわからない。「トップロープやし、どうにかなるやろ」と、強引に登り続ける。すると、足がズルッ!アックスもズルッ!「ひえーー」 けど、そんなピンチな状況がなぜか楽しい♪大阪から程近い大峰で、こんなことを楽しんでいる人達がいたとは! もっと早く知っていれば。(寺井)

泉州山岳会
2006115 山スキー(大日ヶ岳)
 山スキーは私にとって念願の山行で、32年ぶりでもあり興味深々と少し不安のある山行であった。快調に足を進め、頂上まですんなりと行く事が出来た。さらに頂上からの展望も素晴しく真白で雄大な白山が姿を見せてくれました。展望を楽しんだ後、急斜面のゲレンデで、滑る事も出来ず斜滑降とキックターンの連続、不安とドキドキでようやく降りてこられた山スキーでした。(Bチーム 志水 感想文から)


泉州山岳会
2006年17日〜8日 八ヶ岳(硫黄岳と赤岳)
 雪の造形モンスター樹林帯を抜け稜線に出ると烈風が我々を歓迎してくれた。とにかく寒い! 景色を見ようと足を止めると一瞬で手の指先が痛みを感じる。インナーとオーバーミトンで2重に保護された指先だが強風が気温を更に低下しマイナス30度の極寒を肌で感じる。
 仲間の顔には目出帽からはみ出た睫毛、眉毛が真っ白。オモワズお互いのユーモラスな顔に爆笑!そうだこの笑顔を見るのも山行の大きな楽しみだ。
 冬の赤岳は約37年ぶりの登頂である。この赤岳は当時18歳?同学年のT君と乏しい装備であったが過激練習の成果か神の助けか?無事登攀を成功し頂上からの景色に感動した想い出深い山でもあった。
 定年を数年後に控え、入会してから約一年を迎える。春、夏、秋、冬の山行 リーダの厳しい指導!?と楽しい仲間に支えられまでここまでこられた。これからも新たな感動を求め、心身のリフレッシュと自分探しに花、温泉、岩、雪、氷を放浪して行きたい。只今、青春真盛り!
以上。(Bチーム 志水 感想文から)冬山はスピードが命です。登頂如何より、無事戻れるかどうかがスピードにかかっています。志水さん飯はまたしてもグー!!(吉田)
 

 
泉州山岳会
2005年1229日〜2006年1月2日 冬山合宿(蝶ヶ岳)
念願の冬山、1頭のカモシカに出迎えられ、みんな感動! 2日目、快晴。真っ赤に染まる穂高の山並み、なんと美しい!さらに頂上での360度見渡せる眺望は言葉では表現できない。生きててよかった。トレースの無い中、ラッセルで突き進んだ苦労も吹き飛んだ。 ただ冬山の厳しさをもっと体験してもよかったかな。(Bチーム 深沢 感想文から)
初めての冬山合宿、不安もありましたが、僕の中では期待が大きく膨らんでいました。天候が良く、冬季北アルプス・デビュー戦には申し分のない条件でした。欲を言えば、荒々しい北アルプスも体験したかったような、したくないような。
(Bチーム 寺井 感想文から)

 

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20051218 ラッセルワーク(横山岳を眺めて)
 朝起きてテントが埋もれていたことにびっくり。登山口近くでトレーニング。一面雪で真っ白だ。夏なら難なく上がれる低い傾斜ですら雪に覆われ何度やってもワカンがずり落ち上がれない。私が何度も失敗しているそばではみんなは既に休憩している。悔しい気持ちでいっぱいった。 冬山はしんどいんだな、と思った。時間も体力も夏の1.5はかかる。景色を観ながらなんて余裕が持てるまで時間がかかりそうだ。(Bチーム感想文から)
来年の冬はきっと余裕ですよ!〔吉田〕


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2005124 納山祭の翌日は雪山だった(槇尾山から岩湧山へ)
 かるーく歩くつもりが、前日は納山祭で、頭の芯に残ったお酒。でも思いもよらぬ雪景色に吹き飛んでしまい、見慣れた景色に改めて見とれてしまいました。志水さん!everybody! 料理おいしかったです!!〔吉田〕

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20051120 アイゼンワークと担荷(蓬莱峡から有馬温泉)
 冬山に向けての第2回目の歩荷。本当に皆さんのたくましい進化が伺える山行でした。「これやったらリーダーいらんかも…」と思ってしまいましたねぇ〜。朝一番は益々痩せつつある蓬莱峡でアイゼンワーク。労山の不思議なブルーシートで意外と盛り上がった蓬莱峡を後に歩荷スタート。モテる人もモテない人もそれなりに石を詰め座頭谷から最高峰へ。最後は有馬温泉まで急降下。温泉で汗を流し締めくくり。〔西野〕

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2005116 アイゼンワークと担荷(屯鶴峰から葛城)
 いよいよ冬山の本格トレーニングの始まり始まりです。春山に行ったメンバーは葛城山が近くに感じる
ぐらい余裕綽々様子、みんな体力がついてきました。
それに引き替え僕は腰を痛めてから復帰一発目が
この担荷!ほんまにしんどかった。(吉田)

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20051023 強歩(北比良 武奈ヶ岳)
 今回の山行は最低限の荷物を背負って、できるだけ早く、長い距離を歩く強歩です。
コースは北比良の朽木スキー場から蛇谷ヶ峰に登って武奈ヶ岳まで縦走し、イン谷口に下る10数キロメートル、
山と高原地図によると9時間ほどのコースです。
 いつもパーテイの中で遅れをとるのは何故だろう。歩幅が狭い?メンバーの中では背が低い方ではない
のに、ひょっとして自分が思っている以上に胴長・短足?はたまた足の回転が遅い?それとも単なるトレー
ニング不足?等々、結論の出ぬままゴールの車をデポした場所に到着。7時間の行動。一応なんとか歩き
通したし、これならリストラには遭わないかな?
 (Bチーム真下感想文から)


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2005109日〜10日 冬山偵察(蝶ヶ岳〜常念岳)
あれ?前を見ると、突然目の前にとがった槍が岳が飛び込んできた。初めてみた!山が紅葉で
赤く染まって見えて感動した。蝶ヶ岳山頂で休憩後、歩き出すも、
すばらしい景色にみんな気を
とられ、自然と足も止まり
はじめ、写真撮影大会。今回も楽しかった。山行翌日の筋肉痛に快感を
覚える今日この頃です。
(Bチーム有永感想文から)
北アルプス一の絶景、小生もこの大景観に魅せられた一人です。(吉田)

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2005917日〜19日 秋山Part1(火打山〜妙高山)
黒澤ヒュッテに到着。しばらくの間の湿原地。ロードオブザリングの一場面を思い出させる様な
感動的な景色。
景色の感動も本当に胸の奥まで響くもの。この心の響きを他に伝えがたく、口惜
しい
ものです。湿原を過ぎてからの、頂上迄の登りは、チョット大変。ひたすら一生懸命登山。
頂上に着くや、万歳三唱。今も、脳裏に森の香り、たたずまいを思い出させる山行でした。
レベルをあげて、又感動を共にあじ合わせて頂けたらとおもいます。
(Bチーム鷲野感想文から)


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2005911 赤井谷 入水事件!(十津川支流滝川本谷)
今日は気温が高いので、自ら入水する人が続々、私も見かねて飛び込んでみると、なかなか気持ちよし。
小滝を次から次へと越えていくと、ナメ床が多くなり、岩の色が白色でとても明るく
、開放感いっぱいの気持ち
いい谷」でした。
(Bチーム 野口 感想文から)


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2005828 初めてのシャワークライミング 奥の深谷
足を出す瞬間この岩は滑るのか、この石はぐらいついたりしないか、特に水の中の石は滑るのではないかと
不安で恐ろしい。冷たい水流を進み、大きな岩を滑りながらよじ登り、淵に面した切り立った岩を必死にカニ歩き、
滝側面にたどり着いたときの満足感。沢登りのスリルと楽しさ満喫、自然を全身で感じられた感動、これまた病気
になりそうだ。
(Bチーム 河合 感想文から)


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2005813日〜8月16日 夏山合宿 白峰三山
久しぶりに本物の山登りをしているんだなーと実感」〔真下〕
「3,000m以上の所に自分の足で登ってきたことに感動した。」(有永)
「風は収まるどころか激しく襲いかかる。片膝をつき両手で岩を持ち、耐えるしかない。」(河合)
「志水さんが花の名前を教えてくれたが、家に着いたら覚えていたのはトリカブトだけだった。」(深沢)
「空の青さ、山の気高さ、雷鳥の出迎え?にひととき感動。思わず声が口から漏れる。」(鷲野)
「もう帰るのか・・・残念」そんな気持ちでいっぱい。(蒲田)(Bチーム 感想文から)

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2005724 恵那山
 山でこんな叩きつけるような雨に遭ったのはいつ以来だろうか。濃いガスがかかり幻想的な森が広がる。
黒井沢は豊かな森だ。雨に濡れた森はみずみずしく生命力で溢れている。形のよいカツラの木、点在するミズナラ、サワグルミなどの巨木達、癒しの森、芦生の景色にどこか似ていた。(Bチーム
中野 感想文から)

 







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2005619 カモシカ山行、弥山から八経、釈迦岳
 行者還りトンネルから弥山に向けて夜9時ごろから歩き出す。真っ暗。自分のヘッドライトを頼りに一歩ずつ登っていく。ときおり聞こえる飛行機の飛ぶ音が不気味に聞こえ、怖ーい。
 翌日、釈迦岳から登山口までがとっても長い。行動時間は約9時間。山友が初めての長時間行動だったので、ちょっと心配したけれど、温泉での言葉がうれしかった。
「温泉入って疲れが取れたら、こんなシンドイ山でもまた行きたいなるね」と。 65期Bチームの人数は増加中、色んなパワーを付けて全員で、夏合宿北岳へ行きたいです。
(Bチーム八木 感想文から)    八木さん!余裕綽々、頼もしい限りですー。(吉田)

 





















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5612 冷や汗ドキドキ!百丈岩
2度目の岩で、あれほどきつい所へ連れて行かれるとは思ってもみなかった。”落ちたら死ぬー!”と必死で登る。仲間は「楽しかった!」と笑みを漏らしていたが、僕は顔が引きつっていた。 しかし、つらかったこと以上に、登り切ったときの充実感や達成感、景色のすばらしさなど、登ったものにしか解らない良さがあった。次回の岩登りはもっとリラックスしてがんばるぞ!(Bチーム深沢 感想文から)
 「落ちたら死ぬー!」なんて事はありません。リーダーが”ガッチリ”確保してくれてますよ!(吉田)

 






















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2005529 初めての岩登り  笑顔と不安の交錯 槙尾山
 ロープワーク、ビレイ、懸垂下降等の事前練習を行い、コーチのおかげで、岩登りが始めてで、事前の知識もない私にもわかりやすく親切丁寧に教えて頂き、不安は実践練習を行う岩場に取り付くまでにはほとんど解消していた。初めての岩登りで普段使わない筋肉まで総動員した今回の講習は、後日の筋肉痛を予感させるには十分過ぎるほど、内容の濃いものであった。(Bチーム大西 感想文から)



















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2005515 白髭岳
  シャクナゲとヤシオツツジの満開!を堪能してきました。ガイドブック(古い)の記述とは裏腹に台高大峰の大展望と天気に恵まれのんびりムードの花と温泉の低山もまた楽し・・・・・・・・。  (吉田)




















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2005429日〜5月1日 春山合宿 立山  全員登頂!! 

 雪に囲まれた立山を堪能してきました。岳友はツボ足にハマッテ楽しんでいます。
雷鳥沢キャンプ場へ到着した頃、さらに雨と風が強くなり初日は停滞。
翌朝、雲ひとつ無い快晴で、雪に覆われた雪面にアイゼンを効かせながら快適に進む。
一の越では槍、穂高連峰が遠望できおおいに景色を楽しみながら雄山頂上へと足を進めた。
雄山頂上へは全員が登頂出来、喜びを分かち合える事が出来ました。(Bチーム志水 感想文から)


























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2005410 蓬莱峡〜宝塚
 ちょっとスリルなアイゼンワークと宝塚までの軽ーい歩荷でした。
 「テントでなかなか寝付かれへーん!」、「プラブーが当たって痛ーい!」とか、なんとか言いながら
ロボコップが結構様に なってきたよう です。宝塚までの歩荷も前回の葛城に比べれば
ラクショームード
いざ!雪の立山へー!!   (吉田)













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200527 屯鶴峰〜葛城山へ
 2回目は、屯鶴峰でのテント生活とアイゼンワーク、そして葛城山までの少しハードな歩荷でした。
 初めてのプラブーとアイゼン、最初はロボコップのような歩き方が、ちょっと練習すると見違えるよう??に,
なるでしょう
 葛城山へいざ出発!登っては下り、また登っては下る。この階段いったいいくつあるのだ?(確か17かな?)。
 何とか頂上にたどり着いて、下山は日没直前。奈良盆地の夜景もなかなかのものでした。
 (吉田)
















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200513 金剛山
 65期生のBチームの山行が、新人男性2人、女性2人で始まりました。
 1回目は、紀見峠から雪花の咲く金剛山頂を経て、千早まで歩きました。
 こんなに雪のきれいな金剛山も最近ではめずらしいものでした。
 これから白い雲、青い空、マイルドセブンな世界をこれからみんなで愉しみましょう!!
 今は少し不安でも、
絶対大丈夫!一年後はみんな、たくましい岳人になっています。
 (吉田)













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