B チーム 67期 山行記録

冬山合宿 その2


山行地域南アルプス 鳳凰三山
山行内容冬山登山
山行期間2008/01/11(夜) 〜 2008/01/14
参加人員7名(リーダー2名 67期生5名)



1月12日 芦安〜夜叉神峠登山口
 雨の中、落ち葉の積もった道を歩いていると、単なる秋の雨中登山である。 それに雨具を着てるから暑くて大変。雨で濡れてるのか汗で濡れてるのかわからなくなってきた。 結局雪を見ることなく、PM12:30夜叉神峠登山口に到着。

 当初、南御室小屋までの予定だったが、行程を短縮して本日の行動終了。 角田さんが見つけた、とある素敵な場所にテントを設営。 ここは雨にも濡れず、風にもたたかれない。
しかし!この宿泊地は文字通り「敷居が高く」て出入りが大変であった。
(記:櫻井)
鳳凰三山
鳳凰三山


1月13日 登山口〜夜叉神峠〜薬師岳小屋(薬師岳往復)
 ずっと樹林帯の中を歩き特に危険な箇所もなく歩いているとガスが薄くなってきて、 9:50分頃左手に北岳、間ノ岳、農鳥岳が見えた。 冬合宿では見る事ができなかった冬山の景色。 樹林帯からの景色にもかかわらず皆のテンションは上がった。

  テントを設置しトイレを作り、いざ薬師岳頂上へ。 頂上へは登り易かったが、やはり風がきつい。 冬山の稜線ではこのぐらいの風は普通とリーダーから聞き自然の驚異を感じとれた。
頂上からの眺めは本当によかった。遠くにしかしはっきりと雲海の中にそびえ立つ富士山。 そして右にむくと白峰三山が雑誌の一ページにあるような姿で見る事ができた。

 今回は鳳凰三山のうち一山しか行く事が出来なかったが、 いつかきっと夏に鳳凰三山と白峰三山を一度に縦走しようと思った。
(記:吉永)
薬師岳山頂
薬師岳山頂


1月14日 薬師岳小屋〜夜叉神峠〜芦安
小屋から少し登ったところで日の出を待った。
私たちの目の前に見えるのは大大大雲海と天下の富士山、白峰三山という、 有名な写真集にでも載っていそうな絶景であった。 こんな絵の中のような景色が現実に見られるなんて・・・。 ただただ「感動的」とか「美しい」としか言いようがない。 富士山はとても近く見え、雲の上を歩いて行けそうな気がした。
(記:金川)
鳳凰三山
鳳凰三山


雲海の朝 静謐な夜明け 流雲の中から 日本の夜明け
雲海の朝 静謐な夜明け 流雲の中から 日本の夜明け

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泉州山岳会