B チーム 67期 山行記録

冬山合宿 その1


山行地域北アルプス 霞沢岳
山行内容冬山登山
山行期間2007/2/28(夜) 〜 2007/12/31
参加人員8名(リーダー4名 67期生4名)



12月29日 中ノ湯〜上高地〜徳本峠
 橋渡ってから わかんをつけました。わかん初デビューです。 歩きやすいと思ったのも少しの間でした。途中何回かルートがややこしくなり、 リーダーの方が地図を見たりしていました。 やはり雪が積もると景色が変り、秋に歩いた時とぜんぜん違うっていうのがよくわかりました。

 まだかまだかと思いながら、歩いているとやっと
   「もう少しだから 頑張れ」
っていう声が聞こえました。
   「よ〜し、もう少し 頑張れって」
 やっと到着。

でもホッとしている時間はありません。早くテントをたてないと・・雪を雪袋に入れて、 トイレも作って、テントの中に入るまでは気を抜かないようにと指示がとびます。
何をするのも冬山は初めてなのでうまくできず時間がかかり、更に峠は風が強く、 寒くなってきて、余計に身体が動かず・・と、手こずってばかりでした。
(記:土岐)
雪景色の中を歩く
雪景色の中を歩く

冬の徳本峠
冬の徳本峠


12月30日 徳本峠〜上高地
 リーダーの皆さんのご判断の下、
   「本日は上高地まで下山、明日帰阪」
という山行へと予定が変更された。

同年秋に「K1」からの景色に感動した自分としては、やはり冬季の霞沢岳も登りたかったが、 それは天候良好での話。この悪天の下では当然の予定変更であった。

13時、小梨平キャンプ場に到着。やはりここも、夏季とは全く装いが違う。 でもポツリポツリと、猛者のテントが張られていた。 雪も風も、西から東へ、谷の入り口から蝶ヶ岳に向かって、これまでで1番強く吹雪いている様に感じる。 上高地まで“下山”したと言っても、ここはまだ標高1,500m以上も有るんだと改めて実感。 
(記:三上)
徳本峠
徳本峠

下山
下山


12月30日 上高地〜中ノ湯
吹雪いてはいないものの、小梨平周辺は、なかなかの雪の量だった。 気付けば、膝上まで埋まる始末。上高地のバスターミナル前にて、早速ワカン装着。 夏季ではバスで一瞬の「上高地〜釜トンネル」間も、徒歩それも積雪路となると、勝手が違う。

途中、何度か小休止を取り、ラッセルの練習を行ない、時には何組かのトレッカーとすれ違いながら、 10時半に釜トンネル入り口に到着。思わず、最後の積雪で人目も憚らずはしゃぐ。  
(記:三上)
釜トンネルへ
釜トンネルへ

到着
到着


B チーム 67期 山行記録
泉州山岳会