木曽駒ヶ岳(雪上訓練)

山行期間 2008年 4月4(夜)〜6日
メンバー CL杉山 湯淺 木下 石井 小門
蒲田浩 蒲田晶 高尾 三上 中川
山行地域 中央アルプス (長野県)
ルート (バス・ロープウェー)⇔千畳敷⇔木曽駒ヶ岳
山行スタイル 雪上訓練
千畳敷カール
  千畳敷カール

雪上訓練を目的として、千畳敷カールから木曽駒ヶ岳を登ってきました。
  今回は、千畳敷カール下部の斜面を使用し、下記項目を中心に取り組みました。   

@基礎的な雪上歩行  A滑落停止
Bデッドマンによる支点の設置    Cスタンディングアックスビレー    D大阪方式

アイスバーンの稜線では、2人組となって大阪方式の形をとり、初日はアイゼンなし、 2日目はアイゼンをつけて行動しました。

また、木曽駒ヶ岳の頂上小屋周辺で10人用の雪洞を掘りましたが、 完成するまでに3時間を要しました。 両日とも天候に恵まれ、雪上訓練や雪洞経験だけでなく、 360度広がる澄み渡った景色を堪能しました。 大阪方式
  大阪方式
  スタンディングアックスビレー   雪洞構築
 スタンディングアックスビレー            雪洞構築

機会があれば、今度は、スノーボラードや、雪を詰めた土嚢袋による懸垂支点の作成、 今回十分にできなかったスノーバーによる支点の作成、 いろいろな種類のコンティニュアスビレーの検討など、皆さんの知恵をお借りしながら、 応用的な雪上技術の研修に発展させることができたらと思っています。
文:杉山 / 写真:杉山・湯浅
宝剣岳
  宝剣岳

御来光
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コンテ
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木曽駒ヶ岳山頂
木曽駒ヶ岳山頂